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商船三井、脱炭素化に向けてマースクと連名で声明

2023年12月11日 (月)

国際商船三井は8日、COP28開催に合わせて、世界経済フォーラムの公式サイトに脱炭素化に向けた声明を掲載した、と発表した。

アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催されている「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」が11月30日〜12月12日に開催されていることに合わせた対応で、海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)との連名による声明。

声明では、海運業界の脱炭素化を妨げる要素として、「船舶では陸上のように再生可能エネルギーを燃料としてそのまま使用できず、形を変換する必要がある」とし、「従来の化石燃料の3〜4倍高価になると推定される」ことなどを指摘した。

その上で、「現在使用されている船舶燃料である重油の全量に置き換わることができるゼロエミッション燃料はないため、産業界全体として『できることは全てやる』アプローチが必要」と訴えた。
また、「価格差を是正し、各種クリーン代替燃料の安定的な供給を促進するためには、政府含め産業内外のサポートならびに政策が重要だ」としている。

商船三井は、COP28で環境省が主催するジャパン・パビリオンにも、次世代帆船ウインドチャレンジャーを出展するなどしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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