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25年4月完成予定、マルチ型「GLP境古河I」着工

2023年12月11日 (月)

▲「GLP境古河Ⅰ」の完成イメージ(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLPは11日、茨城県境町でマルチテナント型物流施設「GLP境古河Ⅰ」の着工をしたことを発表した。完成は2025年4月予定。延床面積8万4500平方メートル。同敷地内にはBTSニーズへの対応も可能な「GLP境古河II」が建設予定で、2棟合わせた総延床面積は最大で16万3000平方メートルとなる。最大14テナントが入居可能。

GLP境古河Ⅰは首都圏中央連絡自動車道・境古河インターチェンジ(IC)から0.4キロと至近な上、国道354号線沿いに立地しており、高速自動車道と一般道双方へのアクセスに優れている。国道354号バイパスと国道新4号線は接続が予定されており、首都圏や北関東エリアへの利便性が大幅に向上する見込み。この茨城県西エリアは、既に日用雑貨や工業製品などの物流拠点が集積しているほか、自動車や建材をはじめとする製造業の工場新設が増加しており、先進的物流施設へのニーズは一段と高まると見込まれるエリア。

▲狭域周辺図(クリックで拡大)

最小区画2550平方メートルから賃借が可能で、さまざまなスペースニーズに対応できる。1階は低床バースに床荷重が1平方メートル当たり2トンと、自動車部品や飲料などの重量物保管がしやすい区画を導入し、2階は3300平方メートル以下の複数の小割区画を設けることで多くの企業が入居しやすく、また面積バリエーション豊かな賃借検討が可能な設計。さらに3、4階は有効天井高を最大7メートルを確保したスペースを設けることで、保管効率を最大限向上させた仕様にするなど、フロアごとに特色ある設備を実装している。

就労環境への配慮として、作業庫内に窓を設置し自然光を取り入れた自然で居心地の良い空間設計にするほか、各階に従業員用のカフェテリアやミニラウンジ、無人売店を設置し働きやすい環境を整備。また、住宅エリアが隣接していることから、入居テナントの雇用確保にも適するとしている。


▲(左から)カフェテリア、ラウンジのイメージ

「GLP境古河Ⅰ」概要
敷地面積:4万2000平方メートル
延床面積:8万4500平方メートル
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2023年12月
完成:2025年4月(予定)

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LOGISTICS TODAY編集部
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