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特殊車両輸送の帰り荷情報共有、建機マッチング開始

2023年12月12日 (火)

サービス・商品事故や災害などで損壊した損害車の買い取りを行うタウ(さいたま市中央区)は12日、グループ会社で物流会社のTGL(同)が、建機輸送マッチングサービスを同日から提供開始すると発表した。

サービスは主に陸送会社、重機・建機販売会社、建機メーカー、建機リース会社を対象としており、輸送を依頼する荷主は商品と届け日の希望を、輸送会社は帰り荷を希望する空車の情報、場所や日時、トラックの種類などをシステムに登録することで、双方の情報が可視化される。建機などの特殊車両は輸送先の道路状況などを考慮した上での手配が必要となるため、登録された情報をもとに、TGLが日程調整や輸送先の情報精査を行う。

建機やトラックといった大型特殊車両の輸送では、物量が少ない上に荷物の特性上、帰り便は空車になるケースが多く、時間や人件費がかさむことが課題となっており、同社はマッチングサービスによって輸送効率化と空車区間の削減につなげ、利益率向上に寄与する。将来的にはマッチングの自動化とシステムの一般公開により、全国の事業者が利用できるサービスの提供を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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