M&A事故や災害などにより損壊した損害車のリユース・リサイクルを手がけるタウ(さいたま市中央区)は13日、大型特殊自動車の整備を手がける新富田自動車工場(静岡県浜松市)と、販売を手がけるトラックセル・トミダ(静岡県浜松市)を子会社化したと発表した。今回の買収により、トラックや建設機械のワンストップ・サービスの強化を図るとともに、物流業界の課題解決に向けた取り組みを進める。
同社は、損害車のリユース・リサイクル事業を展開し、レッカーサービスや車両の買い取り販売、輸送などを手がける。一方、新富田自動車工場は75年の歴史を持ち、大型特殊車両の車検・整備を行う国内有数の修理工場を運営してきた。今回の子会社化により、タウの査定ノウハウや販売ネットワークと、新富田自動車工場の技術力を融合させることで、特殊車両の整備・販売事業の強化を進める。
また、新富田自動車工場の立地を生かし、浜松西インターチェンジ(IC)近くに物流拠点を設置する計画もあり、長距離輸送の効率化や2024年問題への対応も視野に入れる。
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