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都市型物流施設、アライプロバンス葛西で上棟式

2023年12月19日 (火)

拠点・施設アライプロバンス(東京都墨田区)は19日、2024年8月に完成を予定している大型マルチテナント物流施設、アライプロバンス葛西A棟の上棟式を執り行った。

▲「アライプロバンス葛西A棟」上棟式の様子

延床面積8万7122平方メートルの地上5階建てダブルランプウェイの大型物流施設となるアライプロバンス葛西A棟は、首都高速湾岸線・葛西インターチェンジ(IC)西行出口、葛西IC東行出口までそれぞれ4.1キロメートル、首都高速湾岸線・浦安ICまで7キロメートルと東京23区内から周辺巨大消費圏を配送エリアに収める希少な好立地。周辺にはショッピングセンターやホームセンターが隣接し、生活圏と直結した都市型物流施設として、雇用の面でも優位性を誇る。

同社にとって、浦安に次ぐ2棟目の物流施設となる葛西では、立地を生かしたラストワンマイル配送における大型拠点から、最小350坪程度のミニマム区画での使用にも対応し、単なる倉庫施設としてだけではなく事務所機能・製造加工機能を活用できる「ハイパースペース・ロジスティクス」をコンセプトにした、都市型物流施設ならではの運用を提案する。

▲新井太郎社長(手前)と新井嘉喜雄会長(奥)

同社社長である新井太郎氏は、「希少な都心にあることそれ自体が、2024年問題対応の解決につながると考えています」と語り、好立地の大規模施設を基盤にした拠点の再編成で、今後のサプライチェーンのあり方自体を考える契機にしてもらいたいとする。

施設内のカフェテリア、エントランスにおいても「一級品をそろえた」(新井氏)就労環境面でも差別化を図るとともに、地域との共生も重要な柱として、地域住民の憩いの場なども提供する予定だといい、施設デザインの面でも付加価値のある地域共生型施設提供で、物流危機の解決を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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