イトーキ、物流関連の提出資料を電子化・可視化

サービス・商品ノンデスクワーク現場向けにアプリケーション開発などを手掛けるアルダグラム（東京都港区）は16日、オフィス家具メーカーのイトーキに現場DX（デジタルトランスフォーメーション）を支援するサービス「KANNA」（カンナ）を提供したと発表した。カンナはプロジェクト管理やデジタル帳票などの機能を備え、スマートフォンのアプリを介して社内外の関係者とリアルタイムに情報共有できるツールで、メールやファクス、印刷といった手間を削減する。

イトーキの物流企画部門ではオフィス家具の発送から運送、設置までを総合的に管理しており、商品の配送に際し、現場指示書や家具設置の図面などを関係者に提供する必要があり、従来は資料を印刷して手渡しする方法で情報共有を行っていた。現場でイレギュラーな事態が発生した場合でも、配送員から営業部門への情報共有は主にファクスを通じて行われていたが、カンナを採用したことにより、現場指示書や図面の最新情報だけでなく、発送内容ごとの進ちょく状況も可視化されるようになり、トラブル発生時に迅速な対応が可能となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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