LIXIL物流が荷待ち改善、ハコブのシステム導入で

サービス・商品Hacobu（ハコブ、東京都港区）は18日、LIXIL（リクシル）物流の社（やしろ）物流センター（兵庫県加東市）が、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」（ムーボバース）を導入した事例を公開した。

同センターでは、ムーボバースの導入によって、車両の待機時間や荷役時間などの情報が可視化できるようになり、導入前は平均2時間4分だった滞在時間を平均2時間以内に抑え、さらに1時間以内を目標に掲げている。

また蓄積したデータを元に、自社内や取り引き先の運送会社と改善ポイントの話し合いが可能になり、業務効率化などの課題解決に向けて取り組む姿勢が醸成されているという。

従来LIXIL物流では、バース管理をセンターに常駐する運送会社の配車担当者がホワイトボードで行っていたため情報が蓄積されないという課題があり、遅延や荷待ちなどの情報共有、状況改善の指標を立てることを可能にするため、ムーボバースの導入を決定した。

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