アキレス、滋賀工場に産業資材の生産ラインを増設

▲新生産ライン増設棟（出所：アキレス）

拠点・施設アキレスは31日、環境負荷低減に配慮した軟質ポリウレタンフォームの新たな生産ラインを滋賀第二工場に増設したと発表した。1月16日に竣工式と試運転式を行い、2月上旬より製品の生産・販売を開始する。

増設した新生産ラインでは、リサイクル液化炭酸ガスなどを発泡剤に使用し、地球温暖化に配慮した生産システムを採用。揮発性有機化合物（VOC）においても、同生産ラインの稼働により、同工場の軟質ポリウレタンフォーム生産に関わる使用量の削減が可能となる。

同社は、産業資材から生活用品まで多様な用途に対応する、通気性・反発性などの特長をもつ軟質ポリウレタンフォームを開発している。また、SDGｓへの取り組みとして、発泡剤に産業から排出される液化炭酸ガスなどを再利用したリサイクル液化炭酸ガスを使用して、CO2やVOCの排出量削減を可能にする「CRIIN FOAM」（クリーンフォーム）を開発・展開している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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