サービス・商品西濃運輸は2日、3月までに順次、セールスドライバー用の新型ハンディーターミナルを導入することを発表した。
同社が新たに導入するのは、ドライバー用のハンディーターミナルとスマートフォンが一体となった新型端末。現場の最前線で働くドライバーへのアンケート実施やヒアリングを行い、画面の大きさやカメラの位置など参考にシステムを構築し、今後はスマートフォン主体のドライバーオペレーションに変更する。

▲導入されたハンディーターミナル(出所:西濃運輸)
新型端末は物流業務にも耐えうる業務用の頑丈な機器でありながら、中身はスマートフォン(Android)仕様となっている。業務プログラムを汎用的に使用できるシステムへ刷新(アプリ化)しており、提携会社ドライバーにおいてもアプリをダウンロードすることで業務が可能となるため、ネットワーク全体の効率化が見込まれる。
また、GPSを利用した機能の正確性向上や、リアルタイムで情報提供、動画配信機能によるドライバー育成の早期化なども図ることができる。
これにより効率的で最適な輸送経路やスケジュールの確立が期待され、不必要な燃料消費やCO2排出の削減が可能となり、環境負荷の低減にも寄与する。また将来的には、天候による納品可否の確認やリアルタイムでの災害時や悪天候時など速やかな情報提供により、地域社会にも寄与することが期待できる。
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