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東海汽船通期、5億8千万円の最終赤字決算

2024年2月15日 (木)

調査・データ東海汽船が15日に発表した2023年12月期決算によると、売上高131億7600万円(前年同期比5.4%減)、営業損益は6億2900万円(同4億5200万円の黒字)の赤字、最終損益は5億8000万円(1億8000万円の黒字)の赤字決算となった。

海運関連事業では、貨物部門で生活関連品目や工事関連品目ともに取扱量が減少。また、旅客部門でも夏季の台風による売り上げの逸失や主力客船の不具合による輸送能力の低下が収益を押し下げた。

コロナ禍の事業活動を維持するための航路補助金が大幅に減少したこともあり、海運関連事業の売上高は、前期の122億4000万円から114億9400万円に減少。費用面では、船舶燃料費や船舶修繕費などが増加し、営業損益は前期8億5000万円の黒字から、2億5500万円の赤字となった。

なお、次期の通期連結業績予想は、売上高151億2000万円(14.8%増)、営業利益3億円、最終利益1億8000万円としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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