サービス・商品bestat(ビスタット、東京都港区)は29日、産業向け3Dデータ活用クラウドサービス「3D.Core」のデジタルツインビューワーに、工場設備や機材の干渉チェック機能とウォークスルー機能を追加したと発表した。
新たに搭載した干渉チェック機能は、設備や機材の搬入可否や設置後の干渉状況を3D空間上で確認できる。干渉箇所はビューワー上でハイライト表示されるため、設計段階での配置ミスや現場での手戻り防止につながる。
ウォークスルー機能では、PC上で3D空間内を歩くように操作でき、通路幅や作業スペースを現場に近い感覚で確認できる。壁や機材などのオブジェクトには衝突判定を設定しており、実際に通行可能かどうかも検証できるため、設備配置や搬入動線の検討に活用できる。
同社によると、従来は図面や静止画だけでは空間の把握が難しく、現場確認やレイアウト変更による手戻りが発生するケースがあった。今回の機能追加により、「現場に行かなくても分かる」デジタルツイン環境の実現を目指す。
「3D.Core」は画像や動画、点群データ、360度動画などから3Dデータを生成・活用できる産業向けクラウドサービスで、製造業などを中心に75社以上で導入されている。bestatは今後も工場のデジタルツイン活用をより手軽にするとともに、3Dデータを起点とした製造現場のデジタル化を支援する考えだ。
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