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東海汽船が通期下方修正、6億円の最終赤字に

2023年11月13日 (月)

財務・人事東海汽船は13日、2023年12月期の通期連結業績予想を下方修正した。売上高は前回予想から5億5600万円減の131億6000万円。その他、営業損益は3億1900万円減の6億5000万円の赤字。経常損益は3億4400万円減で6億1000万円の赤字。最終損益は3億5500万円引き下げて6億円の赤字となった。

夏場における観光需要の回復が想定より遅れたことや、お盆期間に営業基盤である東京諸島を台風が直撃したことなどが響き、売上・利益ともに下方修正とした。

同日発表した2023年12月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比6.6%減の101億3600万円、営業損益は3億8200万円の赤字(前年同期は6億8400万円の黒字)、経常利益が3億1100万円の赤字(同6億3600万円の黒字)、最終損益が3億2500万円の赤字(5億2200万円の赤字)と赤字決算となった。

主力の海運関連事業は新型コロナウイルス禍における事業活動を維持するための航路補助金が大幅に減少したことで減収、費用面では船舶燃料費や船舶修繕費などの増加で大幅減益となり、1億1500万円の赤字を計上した。貨物部門では貨物取扱量が生活関連品目・工事関連品目ともにやや減少した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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