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ロジスティクス川崎汽船は16日、1月18日、フランスにOCEANICWING S.A.S.を設立したと発表した。AIRSEAS（フランス）が開発を進める自動カイトシステム「Seawing」（風力推進）事業を同社が2月15日付で承継し、同事業の技術確立や製品化を強化する。
風力推進では、約20%のCO2排出量の削減効果が見込まれ、LNG（液化天然ガス）燃料船など燃料転換への取り組みとの相乗効果で、CO2排出量の大幅削減が可能なだけでなく、自然エネルギーである風力を活用するため燃料生産や供給設備が不要で、多様な船種や新造船、既存船にも搭載可能な特徴を持つ。
同社は、国際海事機関（IMO）が定める2030年の目標値である、CO2排出効率28年比40%改善を上回る50％改善を設定し、50年の温室効果ガス（GHG）排出ネットゼロを目指している。
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