調査・データ車両輸送事業などを手掛けるゼロは26日、1月から値上げしていた車両の輸送料金について、平均20%の引き上げになっていると明らかにした。顧客への請求や協力会社への支払い料金の増加幅で、2019年1月以降、5年ぶりとなる値上げになっている。
トラックドライバーの労働力不足が懸念される24年問題への対応などとして、すでに同社は23年12月に輸送料金を改定し、値上げすることを公表していた。
値上げ幅が平均20%となっている点について、同社は理由として、5年間の物価上昇を加味した点や、料金体系での不整合の是正、過去に請求できなかった作業や費用などを反映させていることを挙げている。
また、環境問題への対応や、陸送業界の地位の向上のため、労働時間や賃金水準の改善や、乗務員の流出防止対策が背景にあるとしている。
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