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日本通運、博多アイランドシティCT隣接施設が稼働

2024年3月11日 (月)

拠点・施設日本通運は11日、博多港アイランドシティコンテナターミナル隣接地に、新倉庫「NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター」を新設し、同日より稼働開始したことを発表した。

▲NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター外観(出所:日本通運)

九州地域は半導体製造装置をはじめ、精密機械メーカーなどの工場立地が進み物流需要が高まっているが、各装置の大型化や重量化に伴い、九州で生産しても神戸港や名古屋港へ国内転送して輸出するなど、九州エリアの梱包施設や大型クレーンを備えた倉庫施設が不足する状況だった。

今回新設された同センターは、博多港アイランドシティコンテナターミナルに隣接し、梱包⼯場を併設。これにより、梱包後貨物のトラック転送における、輸送時間、コスト、複数回の積み下ろしによる貨物のダメージリスクなどを低減する。また、倉庫内には九州地域では最⼤級となる天井クレーンを備え、屋内における全天候型の作業が可能。半導体製造装置や大型貨物、重量物などの特殊貨物の梱包、保管、出荷にも対応可能となっている。

さらに、施設屋上には太陽光パネルを設置し、施設内で使用する電力の5割以上を発電することで環境負荷軽減にも貢献する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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