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双日、綿製品製造でフェアトレード認証を取得

2013年1月21日 (月)

アパレル双日は18日、子会社で繊維製品を製造する第一紡績が、特定非営利活動法人「フェアトレード・ラベル・ジャパン」を通じ、国際フェアトレードラベル機構(FLO)の定める基準でフェアトレード認証製品の製造組織として登録された、と発表した。

紡績から縫製まで、国内で一貫生産に対応する企業として、フェアトレード認証製品の製造を開始するのは国内で初めて。

第一紡績は、国内で初めて、紡績から縫製までを国内で一貫生産に対応する企業として、フェアトレード認証製品の製造を開始する。

認証されたセネガルの綿花を購入し、国内の一貫生産基地・荒尾生産部(熊本県荒尾市)で、生産・企画を行い、多様な綿製品にして市場に提供していく。認証済セネガル綿花を使用し、独自の特殊紡績方法であるIPX紡績などの技術と組合せ、吸水速乾などの機能を持った機能糸での展開も図る。

これらの原糸を使用して編立、加工を実施し、最終の縫製製品までを企画。商品は、3月下旬から自社ブランド「シンプルマインド」シリーズとして、ネット販売のシンプルマインドショップで販売する。

今後は、Tシャツ、ポロシャツ、ユニホーム、エコバック、肌着などの生産対応を行い、自社商品だけでなくフェアトレード認証を取得している他企業とも取り組むことで、綿製品でフェアトレード商品の使用拡大を目指す。