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日本郵船、フェアトレードテーマに体験型ワークショップ

2017年12月13日 (水)

ロジスティクス日本郵船は13日、DNPプラザ(東京都新宿区)で11月に特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの協力を得て、フェアトレード製品の自社内での消費を推進する大日本印刷、エヌ・ティ・ティ・データ、コニカミノルタジャパンと共同で、体験型ワークショップを開催したと発表した。

フェアトレードは、国連サミットで2030年までの国際社会の目指すべき目標として設定された「持続可能な開発目標」(SDGs)で掲げられている17のうち8つの目標の達成に寄与するとされ、持続可能性に配慮した物品やサービスの調達基準が東京2020オリンピック・パラリンピック大会で策定されるなど、フェアトレード製品の普及は社会的な課題となっている。

ワークショップには主催企業の従業員をはじめとしたフェアトレードに関心を持つ50人が集まり、国際取引を模したゲームへの参加を通して、国際社会での地域間の格差を疑似体験した。

また、主催企業はフェアトレード製品の社内消費の事例を紹介し、SDGsの達成に向けて連携の輪を広げられるよう参加者に働きかけた。日本郵船は、2015年から実施している国際フェアトレード認証を取得したコーヒーや紅茶の社内消費について紹介した。