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国交省、河原製の倉庫向けリフトで緊急点検を通知

2013年1月22日 (火)

行政・団体昨年3月24日に茨城県茨城町の店舗内倉庫で、かごが来ていないのに昇降路の扉が開き、従業員が転落・骨折する事故が発生したことを受け、国土交通省は22日、エレベーターの一部に使用されていたリフトを製造・出荷した河原(広島県尾道市)の製品のうち「適法に利用されていることが確認できない物件」について、違法設置エレベーターに利用されていないかどうかの緊急点検を行うよう特定行政庁に対して通知した、と発表した。

事故を引き起こしたエレベーターは、茨城県の調査で建築確認申請された記録がなく、かごが到着していない状態で扉が開くなど、建築基準法に適合しない部分があったことが確認されている。

設置場所はほとんどが工場、倉庫などとなっており、国交省では「緊急点検の結果、違法が確認されたものは、特定行政庁を通じて使用停止や早期是正を求めていく」としている。