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SBS、廃棄予定トラックをEV改造し試験走行

2024年4月8日 (月)

サービス・商品SBSホールディングスは8日、IAT(愛知県岡崎市)とヤマト・インダストリー(埼玉県川越市)との協業により、EV(電気自動車)に改造した中古2トントラックの試験走行を、愛知県幸田町の幸田サーキットで実施したと発表した。この取り組みは、廃棄予定のトラックを再利用し、サステナビリティ目標に貢献することを目的としている。

SBSグループは、ラストワンマイル配送に使用する1トンバンのEV導入を進めるなかで、EV車両の保有比率拡大も目指している。今回の試験走行では、長期利用された中古トラックをEVに改造することで、新たな車両購入にかかるコストを削減し、環境への負荷も低減する試み。

▲試験走行に使用されたいすゞエルフ(出所:SBSホールディングス)

改造車両は2012年式のいすゞ自動車「エルフ」で、IATとヤマト・インダストリーによって、ディーゼルエンジンからバッテリー2台、モーターへの換装が行われた。今回は、荷台を外した状態で走行性能と安全性をサーキット上でテスト。今後は荷物を積載した状態でのテストを実施し、型式認証の取得を目指す。

同グループは今後も、いすゞエルフだけでなく三菱ふそうトラック・バス「キャンター」などの他車種でもEV改造を進め、グループ内のEV化比率のさらなる拡大を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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