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SBSHD、廃車予定の中古トラックをEVに改造

2024年11月19日 (火)

▲EV改造した中古トラック(出所:SBSホールディングス)

産業・一般SBSホールディングス(HD)は19日、廃車予定の1.5トントラックをEV(電気自動車)に改造し、教習所で試行走行を実施したと発表した。量産を前提とした小型ディーゼルトラックのEV改造は国内で初の取り組みという。

同社は2018年に策定した中・長期環境計画「シンシアチャレンジ2030」の一環として、2030年までに中・小型車両を中心に1000台のEV化を目指している。今回の取り組みにより、長期間使用されたディーゼルトラックをEV化することで、投資負担を軽減しつつ、環境負荷の低減を図る。

取り組みにはIAT(愛知県岡崎市)とヤマトモビリティ&Mfg.(埼玉県川越市)の2社が協力。12年型の三菱ふそうキャンターを使用し、ディーゼルエンジンをバッテリーとモーターに置き換えることで、CO2削減と中古車の再利用を実現した。

試行走行は16日、千葉市稲毛区のSBS自動車学校・姉崎教習所で実施された。コース内を周回し、走行性能や安全性の検証が行われた。今後はこの改造トラックを用いて型式認証を取得し、公道での貨物積載状態でのモニター走行を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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