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ROMS、100平米から設置可能な小型自動倉庫を開発

2024年4月9日 (火)

サービス・商品倉庫自動化システム開発のROMS(ロムス、東京都品川区)は9日、着脱可能なクレーンとケース搬送AGV(無人搬送車)を使った小型自動倉庫「Nano-Stream」(ナノ・ストリーム)の販売を開始すると発表した。高い柔軟性と拡張性が特長。

▲「Nano-Stream」導入イメージ(出所:ROMS)

ナノ・ストリームは、固定式のコンベヤーやクレーンを使わず、着脱式ラックハンガークレーンで荷物の入ったケースを入出庫し、ケース搬送AGVに移載、ステーションまで搬送する自動倉庫。100平方メートルから設置可能で、モジュールの追加による保管能力の拡張、クレーンやAGVの台数・走行レーンを増やすことによる搬送能力の拡張、入出庫ステーションの増設による処理能力の拡張が可能だ。

平常時の物流量に合わせたスモールスタートが可能で、繁忙期にはAGVなどの機器を追加して能力を担保、追加機器は買い取り以外にレンタルにも応じるため、ピークに合わせた過剰投資を回避できる。作業者によるピッキングをロボットに置き換えるオプションも選択できる。荷主や荷物が変わったり、季節波動、急激な物流量の増加など、さまざまな条件への対応が求められる3PL事業者の要望に応えた設計としている。


▲(左から)ケース搬送AGV、着脱式クレーン

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LOGISTICS TODAY編集部
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