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プロロジスが堺でBTS型施設開発、入居企業募集

2024年4月9日 (火)

▲「プロロジスパーク堺」完成イメージ(出所:プロロジス)

拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は9日、堺市東区にBTS型物流施設「プロロジスパーク堺」を開発すると発表した。2025年中の着工を見込む。

同施設は敷地1万7400平方メートルに、地上4階建て、延床面積は3万7000平方メートルほどを見込む。今月から入居企業を募集し、入居企業の要望に応じて計画を決定。冷凍冷蔵倉庫や製造業への対応も想定し、耐荷重の増強や天井クレーン設置、外構部の有効利用などにも柔軟に対応するとしている。

同施設の開発予定地は、大阪市内から南に20キロに位置し、阪神高速道路・堺インターチェンジ(IC)から6キロ、阪和自動車道・松原ICから5キロと近いほか、大阪府道2号大阪中央環状線と国道309号も至近と主要道路が集中。大阪市のほか、神戸市や京都市など近畿地方の中心都市に車で1時間で到達できるなど、広域アクセスは良好だ。大阪港や関西国際空港からのアクセスも良く、輸出入品の保管拠点としても適している。

▲周辺図(クリックで拡大)

周辺は人口集積地のため、消費地への配送や、施設内の雇用確保の面で利便性が高い。製造業を中心とした企業も立地していることから、サプライヤーにとって納入前の在庫保管拠点としての活用も想定される。

倉庫内では、通常のLED照明と比べ電力使用量を半減できる高天井用センサー付きスマートLED照明の採用、施設の屋根には、太陽光発電設備の設置を検討している。防災、BCP対策として、緊急地震速報や、災害用無線機の採用も計画している。

同施設の詳細は、10日から12日に開催する「関西物流展」の同社ブースにて展示する。

「プロロジスパーク堺」概要

開発地:大阪府堺市東区石原町
敷地面積:1万7400平方メートル
延床面積:3万7000平方メートル
構造:地上4階建て(予定)
着工:2025年中(予定)
完成:2027年中(予定)

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LOGISTICS TODAY編集部
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