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西日本で初のLNGバンカリング実施、KEYS

2024年4月12日 (金)

▲無事にバンカリングを終え離舷中の様子(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船は12日、九州電力、伊藤忠エネクス、西部ガスと設立したKEYS Bunkering West Japan(キーズ・バンカリング・ウエスト・ジャパン、KEYS、北九州市戸畑区)が運営するLNGバンカリング船「KEYS Azalea」(キーズ アザレア)が10日に、広島港で自動車専用船「Daisy Leader」(デイジー リーダー)向けにLNGの供給を行ったと発表した。西日本地域で初めてのShip to Ship方式によるLNGバンカリングとなり、本船完成後初の実績だ。

LNG燃料は、北九州エル・エヌ・ジーの戸畑LNG基地から出荷されたもので、LNGは従来の重油に比べて、SOx(硫黄酸化物)を100%、NOx(二酸化窒素)を80%、CO2を30%削減できるため、環境負荷が大幅に低い燃料とされている。本船はデュアルフューエルエンジンを搭載し、LNGを主燃料として使用することで、これらの排出ガスの削減が可能だ。

KEYSは、今後も西日本地域で安全かつ安定的にLNGバンカリングを提供し続けることで、カーボンニュートラル社会の形成に向けた貢献とともに、日本国内でのLNGバンカリング市場の発展を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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