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【4-12月期】三井倉庫、純損益6億円の損失

2013年2月5日 (火)

ロジスティクス2013年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期3Q2012年3月期3Q増減率
売上高110,57880,90036.7%
営業利益4,2415,064-16.3%
経常利益3,4254,020-14.8%
当期純利益-6213,206-
国内物流事業は、保管残高が回復したものの、輸出入貨物を中心に取扱量が減少し、利益率も悪化して減益となった。港湾運送事業は船腹の増加による航路の増強などで増収となったものの、利ざやの縮小などから減益。

グローバルネットワーク事業は、北東アジア、東南アジアを中心に業績が回復しつつあり、全体では増収となったが、業容拡大に伴う賃借料の増加などから減益。国際輸送事業はTASエクスプレスを7月1日から旧三井倉庫エアカーゴと統合して連結子会社「三井倉庫エクスプレス」としたことなどから増収増益となった。

ロジスティクスシステム事業は昨年4月に連結子会社となった三井倉庫ロジスティクスが寄与したことから増収増益。

BPO事業は新規顧客の獲得などもあり増収増益となった。また、不動産事業では、前期に資産効率改善の観点から賃貸物流施設を売却したことから減収減益となった。

同社は財務体質の改善を目的として保有資産の見直しを進めており、その一環として賃貸用オフィスビルを売却用不動産に用途変更したことから、減損損失を計上したため、四半期純損益が6億2100万円の損失となった。