公募・入札商船三井は13日、大型液化CO2輸送船の社会実装に関する、CO2ガス拡散シミュレーション評価事業の請負業者の募集を開始したと発表。日本CCS調査(東京都千代田区)から委託された大型液化CO2輸送船の社会実装に関する研究開発プロジェクト。商船三井はこのプロジェクトの中で、船舶基本設計を実施し、今回はその一環としてCO2ガス拡散の評価を実行する。
募集する内容は、船体、船上搭載機器・装置をモデル化した3次元ガス拡散シミュレーションにより、船、周辺環境への影響評価を行うこと。具体的には、ベントライザーからの大気ベント時、タンク安全弁作動時、ショアコンガスパージ時のCO2拡散状況の評価を行う。このシミュレーション作業を通じて、大型液化CO2船の安全性と環境への影響を検証する。
募集は、27日まで。商船三井が設けた申請フォームを通じて行われる。業務期間は契約締結日から2025年2月28日までとする予定。
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