調査・データNX総合研究所は8日、企業物流短期動向調査結果の概要をまとめた。調査は2024年1月から3月における実績と、4月から6月にかけての見通しに関するもので、回答したのは製造業629社と卸売業55社。
国内向け出荷量の荷動き指数は、1‐3月の実績が前期(10‐12月)比で7ポイント低下しマイナス17と落ち込んだが、4-6月には同プラス10ポイントでマイナス7まで回復する見込みだという。1-3月の実績で荷動き指数がプラスと見込まれるのは「生産財卸」のみで、「精密機械」では水準が変わらず、ほかの業種ではマイナスとなる見込み。
そのほか、運賃・賃料では1-3月実績、4-6月見通しではいずれも全機関でプラスとなり、見通しでは全機関で指数の上昇を見込んでいる。物流コスト割合では、1-3月実績では14業種でプラスに傾き、業種全体ではプラス30、4-6月見通しでは、ここでも全業種プラスで、業種全体では16ポイント上昇しプラス46と大幅に上昇するとしている。
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