国内東芝テックは14日、配送業務の効率化を目指すクラウド型パッケージソフト「Logi-Reco(ロジレコ) V2.0」を発売すると発表した。新製品は6月3日から国内で利用可能となり、物流業を中心に、流通小売業や製造業にも向けた販売が行われる。
物流業界は「2024年問題」として知られるドライバーの時間外労働の上限規制に伴い、誤配送の防止や作業効率の向上が急務とされている。これに応える形で開発された「Logi-Reco V2.0」は、荷物を二次元コードで管理し、スマートフォンを利用してリアルタイムで配送状況を追跡する機能を備えている。
同システムにより、配送先の誤りや荷降ろしの忘れといったヒューマンエラーが減少する。また、ドライバーの移動時間や待機時間の記録、作業日報のデジタル化により、手書きによる作業からの脱却が進む。
導入に際しては、スマートフォンやPC、インターネット環境があれば十分で、専用サーバ機の設置や煩雑なシステム連携の必要がないため、コストを抑えた導入が可能である。これにより、多くの企業が導入効果をいち早く実感することが期待される。
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