調査・データ桜島埠頭が14日発表した、2024年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比6.4%増の41億1200万円、営業利益が50%増の2億3500万円、最終利益は9.5%増の2億1100万円だった。
ばら貨物セグメントでは、大型クレーンを使用する荷役業務の売上が原材料貨物の減少により前年度比で減少したが、内航船輸送料金の改定と新倉庫の安定稼働により海上運送と保管業務の売上は増加した。全体的にばら貨物セグメントの売上高は前年度比でわずかに増加し、22億500万円となった。
液体貨物セグメントでは、白油系の荷動き回復とタンク運営による特別作業料の収受、タンク保管料の改定が効果をもたらし、売上高が前年度比で増加し13億5500万円となった。物流倉庫セグメントでは、業態転換した冷蔵倉庫の安定稼働が売上増に寄与し、5億3000万円となった。
25年3月期の通期業績は、売上高が0.3%減の41億円、営業利益が27.9%減の1億7000万円、最終利益は24.4%減の1億6000万円を見込んでいる。
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