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出版3社、RFタグを書籍全般へ段階拡大

2026年7月21日 (火)

荷主PubteX(パブテックス、東京都港区)は21日、講談社、集英社、小学館と連携し、出版流通のサプライチェーン効率化に向けて、RFIDタグ(RFタグ)の装着対象をコミック以外の書籍へ段階的に拡大すると発表した。出版流通のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、返品削減や流通の最適化、書店店頭業務の負荷軽減を目指す。

3社は2023年8月以降、コミックスを中心にRFタグの装着を進めてきた。今回の対象拡大は、経済産業省の「出版産業における返品削減研究会」で示されたRFIDによるデータ活用サプライチェーン構築、導入促進の方向性と、「書店活性化プラン」の趣旨を踏まえた取り組みだ。

RFタグは、書店での入出庫や返品、棚卸業務を効率化するとともに、RFIDシステムとの連携により在庫情報の精度向上を実現する。これにより、欠品や過剰在庫の抑制、売場運営の適正化、返品削減などに寄与することが期待されている。

各社は装着対象を順次拡大する。講談社は8月からKラノベ文庫やKラノベブックスなどで装着を開始し、2028年度までに全書籍ジャンルへの展開を目指す。集英社は9月から23年9月以前発売のコミックス重版分に装着し、27年度から文庫・新書へ順次拡大する。小学館は26年7月装着分から全て「弱粘性剥離ラベル」型に変更し、コミックス重版は7月納品分から装着するほか、9月から小学館文庫、10月から小学館新書にも装着する。

PubteXは、講談社、集英社、小学館が出資する出版流通DX推進企業として、RFタグを活用した出版流通サプライチェーンの効率化を支援する。4社は、本取り組みを通じて業界全体の課題とされる返品削減と流通の最適化に取り組み、出版流通サプライチェーン全体の効率化と持続可能性の向上を目指す。

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