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日本郵船、サガ・ウェルコの完全子会社化を完了

2026年7月21日 (火)

M&A日本郵船は20日、ノルウェーのオープンハッチ船事業会社サガ・ウェルコを完全子会社化する買収手続きを完了したと発表した。日本郵船グループのNYK HOLDING(EUROPE)と、ノルウェーのウエストファル・ラーセングループが50%ずつ保有していたが、相手側の持ち分を取得した。

両社は3月11日に完全子会社化で合意し、各国当局の承認取得などを条件に2026年中の手続き完了を見込んでいた。今回の買収完了により、サガ・ウェルコは日本郵船グループの完全子会社となった。

サガ・ウェルコはノルウェー・トンスベルグに本社を置き、オープンハッチ船48隻を運航する。南米東岸を起点としたセミライナーサービスを展開し、パルプ、アルミインゴット、鋼材などの半製品に加え、風力発電設備のブレードや大型プロジェクト貨物も扱う。従業員数は120人。

オープンハッチ船は、貨物艙の内部が箱型で開口部が広く、ばら積み船に比べて多様な形状の貨物を積みやすい。複数の貨物を組み合わせた輸送にも対応できるため、木材製品や金属、重量物などの輸送に使われる。

日本郵船はサガ・ウェルコの船隊や運航ノウハウ、人材を取り込み、既存のグローバルネットワークと連携させる。風力発電や木質関連分野への参画機会を広げるとともに、ドライバルク事業の収益基盤を強化する。

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