M&Aproject44(東京都港区)は21日、事業を荷主向け事業と物流サービスプロバイダー向け事業の2事業体へ再編し、物流サービスプロバイダー向けのAIエージェントとAPI基盤「LSP44」を始動すると発表した。
再編後は、project44が荷主向けの意思決定インテリジェンスプラットフォームを提供する一方、LSP44は3PLやフォワーダー、物流仲介事業者向けにAIエージェントやAPIインフラを提供する。両事業は独立した事業体として運営されるが、世界最大規模というAI(人工知能)基盤やキャリアネットワーク、物流データグラフを共通基盤として活用する。
LSP44は、2014年の創業以来構築してきた物流ネットワークを基盤としており、同社によると、世界の物流サービスプロバイダー上位10社のうち9社が同基盤を利用しているという。28万社を超えるキャリアネットワークと年間15億件の出荷データを活用し、契約運賃やスポット運賃の見積もり、配車、ブッキング、輸送可視化、書類作成、運賃監査など物流業務全般をAIで支援する。
AIエージェントは、輸送中の異常検知や再配車、ルート変更などの例外対応も自動化するほか、リアルタイムの貨物追跡や到着予定時刻の提供により、荷物状況に関する問い合わせの削減も図る。物流サービスプロバイダはAPIを通じて自社の輸配送管理システムや顧客向けサービスへ機能を組み込むことができ、独自サービスの高度化を進められるとしている。
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