サービス・商品日立システムズは15日、中部薬品(岐阜県多治見市)の国内400の全店舗に、AI(人工知能)による「需要予測型自動発注システム」を導入し、2023年8月から稼働していることを発表した。
同システムの導入により、変動要因となる30種類の要素データを分析する需要予測計算が可能になり、従来では難しかった消費期限の短い日配品の需要や適正在庫の予測が可能になり、特売や季節行事などのイベントを加味した需要予測が実現した。
また、陳列商品の種類や数量、販売日などの情報が入力された「棚割システム」と連携しながらAIが精度の高い需要予測を行い発注量を提案するため、各店舗はシステムから推奨された発注量を確認することで発注作業を完了できる。
今後の展望として、中部薬品は物流在庫センターに対して、対象商品の30日先までの販売予測データを提示することでセンターの在庫を最適にし、店舗への配送遅延防止に注力する。
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