スターアップ、AI需要予測システムを共同開発

ロジスティクスIT発注システムの開発などを手掛けるSTAR UP（スターアップ、京都市上京区）は21日、物流業界におけるAI（人工知能）需要予測システムをネットロックと共同開発したと発表した。

同社は、従来の発注業務では、発注担当者が感覚的に売上データやセール状況などを見比べて発注を行っているという課題に着目し、同社の強みである本質的なソリューション設計と経験豊富なエンジニアの開発体制を活用し、商品単位での売上データなどの時系列データや、各EC（電子商取引）サイト上でのセール状況などを組み込んだ需要予測アルゴリズムを構築した。

同案件で開発した包括的なAI発注ツールによって、発注担当者の業務時間の改善や今まで属人化していた発注業務の標準化が可能になった。また、発注先の工場や発送先の倉庫などの情報も包括的に判断できるため、仕入条件による割り引き効果などを自動で最大化できるシステムも業務効率の向上に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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