サービス・商品セミアクティブタグ開発のマトリックス(大阪市中央区)は24日、同社が開発したフォークリフトと人の接近検知システム「ヒヤリハンター」がタイの電波認証を取得したことを受け、海外出荷を開始すると発表した。
ヒヤリハンターは、工場や倉庫内でのフォークリフトと人の接近をリアルタイムで検知し、作業者に音と光で知らせるシステムで、接触事故を未然に防ぎ、安全な作業環境を実現することを目的としている。バックホーなどの重機にも対応しており、360度全方位検知が可能で、AI(人工知能)カメラでは捉えきれない死角も検知する機能を備えている。
今回の電波認証取得により、ヒヤリハンターはタイ国内での使用が正式に認められた。これにより、タイ国内の企業にも提供が可能となり、現地での労働安全性向上に寄与することが期待されている。
マトリックスは、今回のタイでの認証取得を皮切りに、ほかのアジア諸国や世界各国への展開も視野に入れている。各国の認証基準に対応し、現地のニーズに合わせた製品提供を行うことで、グローバル市場におけるシェア拡大を目指すとしている。
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