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東京1Qは空室率も賃料も上昇、JLL物流リサーチ

2024年5月28日 (火)

調査・データ物流デベロッパーのジョーンズ・ラング・ラサール(JLL、東京都千代田区)はこのほど、東京圏の物流マーケットに関する最新のサマリーレポートを発表した。2024年第1四半期の東京圏における賃貸市場は、大量の新規供給とリースの長期化によって空室率が高止まりした。

第1四半期の東京圏における新規供給は9棟、総面積63万1000平方メートルで、ストック(総賃貸可能面積)は前期比3%、前年比12%増加した。東京圏の空室率は前期比1.9ポイント、前年比1.9ポイント上昇して10%に達し、特に内陸エリアでは前期比2.4ポイント上昇し10.5%となった。

賃料については、東京圏の平均賃料が1坪当たり月額4641円となり、前期比0.8%、前年比2.1%の上昇を見せたが、ベイエリアでは前期比0.5%の下落が見られた。空室期間が長期化している物件や空室の多いエリアでは、テナント誘致のためにフリーレントの拡大が見られる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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