国際ANAホールディングスは10日、日本貨物航空(NCA)の完全子会社化に関する株式交換契約の変更を発表した。当初、2023年7月に簡易株式交換を発表し、2024年7月1日に効力発生日を予定していたが、日本および中国の関係当局による企業結合審査の遅延により、効力発生日を2025年3月31日に変更することになった。
この買収は、ANAホールディングスがNCAを完全子会社化し、経営資源の統合と効率化を図る目的で進められている。度重なる延期の背景には、企業結合審査の複雑さや国際的な調整が影響している。
最終的な株式交換契約は2024年6月10日に締結され、2025年3月31日からNCAの業績がANAホールディングスの連結決算に反映される予定だ。この買収により、ANAホールディングスは物流事業の強化と競争力の向上を目指す。
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