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ノルウェー、充電施設整備に12億クローネ援助

2024年6月20日 (木)

(出所:エノバ)

国際ノルウェーのエネルギー企業エノバ(Enova)はこのほど、ノルウェー全土にわたる電動トラックのための充電インフラ整備を発表した。11のノルウェー企業に対し、合計1億2000万クローネの支援を行い、25の充電ステーションと135の新しい充電ポイントを設置する。この新しいステーションは、南ノルウェーの主要幹線道路E134やE39をカバーし、リヴァンゲル、トロムソ、ファウスケ、クリスチャンスン、アルタ、ボードーにも設置される。今回の支援は、2025年までにノルウェー全土でゼロエミッションの重輸送を実現するための重要な一歩であると、気候・環境大臣のアンドレアス・ビェラン・エリクセン氏は述べた。

ノルウェーの道路交通は温室効果ガス排出量の約20%を占めており、その半分以上は重輸送車両によるものである。エノバの支援により、重輸送業界の脱炭素化が進むと期待されている。EnovaのCEOであるニルス・クリスティアン・ナクスタッド氏は、この充電インフラの整備により、多くのドライバーがゼロエミッション車を選択しやすくなると強調した。

今回の支援はエノバの支援プログラムの第二弾であり、前回の支援と合わせて42の充電ステーションが設置されることになる。また、企業向けの充電設備やゼロエミッション車両の導入支援も強化される予定だ。エノバは、気候目標達成に向けた取り組みをさらに強化していくと述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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