国際ハパックロイド(ドイツ)傘下のハンザティック・グローバル・ターミナルズ(HGT、オランダ)は3日、ブラジル・エスピリトサント州アラクルスで進む新設コンテナターミナル事業について、運営会社ハンザティック・グローバル・ターミナルズ・アラクルスの株式50%の取得を完了したと発表した。必要な規制当局の承認を得たもので、ブラジル企業イメタミ・グループとの合弁により、2028年半ばの供用開始を目指す。

(出所:ハパックロイド)
同事業は、アラクルスに大型船対応のコンテナターミナルを整備する計画。水深は17メートル、岸壁延長は750メートルで、最新のコンテナ荷役機器を導入する。年間取扱能力は120万TEUを見込む。ブラジル東海岸のゲートウェイ機能に加え、積み替え拠点としての活用も想定しており、同国の外貿物流における港湾選択肢を広げる狙いがある。
HGTは13か国で25の港湾ターミナル関連権益を持ち、2030年までに30超へ拡大する方針を掲げている。今回の案件は、中南米での港湾ポートフォリオ強化の一環となる。イメタミ・グループは金属加工、装飾石材、エネルギー、石油・ガスなどを手掛けるブラジル企業で、アラクルスで進める港湾開発ではコンテナのほか、一般貨物、固体・液体バルク、船舶間荷役にも対応する構想だ。
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