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宇徳、国際コンテナターミナルと合併

2010年11月5日 (金)

ロジスティクス宇徳は5日、国際コンテナターミナルとの間で、宇徳を存続会社とする合併を行うと発表した。同日、合併に関する基本合意書を締結した。12月10日に合併契約を締結し、2011年4月1日付で合併する。

 

両社はともに商船三井の連結子会社であり、グループ会社という共通顧客を持ちながら、それぞれの得意分野、事業分野で独自に事業展開してきたが「経営環境の変化が早くなり、不確実性が高まることが予想される」として、長期的視点に立った将来への布石が重要と判断した。

 

両社の経営資源を集約して企業基盤を強化することにより、総合的に強みを持つ港湾運送事業会社として企業成長を目指すとともに、物流事業とプラント事業の発展に取り組む。

 

港湾運送事業に加えてプラント工事、倉庫・物流、陸上輸送など、幅広い事業領域を持つ宇徳と、コンテナターミナル関連事業に強みをもつ国際コンテナターミナルが合併することにより、事業内容、事業規模の面で充実した総合港湾運送事業会社が誕生する。宇徳では「「多方面の顧客に評価されるサービス品質の向上を通じて飛躍、発展させ、企業価値の極大化を目指す」としている。