行政・団体国土交通省は27日、いすゞ自動車がリコールを届け出たと発表した。
不具合があったのは小型トラックの前輪緩衝装置。サスペンションクロスメンバーの耐久性が不足しているため、フロントリーフスプリングのアッパーマウントラバーの取り付け部に亀裂が生じることがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該部が破損して車両が傾き、最悪の場合、走行安定性が損なわれるおそれがある。現在、不具合は112件報告されている。
対象となるのは2018年11月7日から22年12月6日までに製作されたいすゞ「エルフ」、日産自動車「アトラス」、マツダ「タイタン」の3車種、計2万6650台。
改善措置として、全車両、サスペンションクロスメンバーを点検し、亀裂のあるものは対策品に交換し、亀裂のないものは補強板を追加しアッパーマウントラバーを対策品に交換する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001750620.pdf
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