荷主帝国データバンクは28日、今年の食品価格の値上げについての調査結果を発表した。2024年の値上げ品目数は前年より5か月遅れたが1万品目を超え、3年連続の1万品目超えとなった。
7月には411品目が値上げされ、内訳は酒類・飲料が最多で、チョコレートやレーズンなどの菓子類が続いている。主な値上げ要因として、円安、原材料高、異常気象が挙げられている。さらに、今秋にも値上げラッシュが予想されている。
同調査によると、今年の食品値上げの背景には、原材料費の高騰やエネルギーコストの上昇、流通コストの増加などが影響している。特に、円安の影響が大きく、輸入材料のコストが増加したことが価格に反映されている。また、異常気象による農作物の不作や供給不足も価格上昇の一因となっている。
23年は値上げ要因9.1%(通年)であった人件費は、今回の調査では25.7%と3倍近い上昇となった。
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