環境・CSR日本郵船は28日、アストモスエネルギーと共同で所有する大型LPG(液化石油ガス)運搬船「GAS AMETHYST(ガス・アメジスト)」の命名式を行ったと発表した。式典は6月12日に川崎重工業坂出工場で開催され、出光興産や三菱商事などおよそ80名の関係者が出席した。本船は重油とLPGの二元燃料エンジンを搭載し、LPG使用時にはCO2排出量を20%以上削減できる。また、将来的にはアンモニア輸送にも対応可能で、環境に配慮した船隊整備の一環として位置づけられている。

(出所:日本郵船)
日本郵船は、環境に優しい船舶技術の導入を進め、持続可能な海運業の実現を目指している。同船は、二元燃料エンジンを採用することで、船舶からの排出ガスを削減し、地球環境への負荷を軽減することを目指している。この取り組みは、国際海運業界全体における環境規制強化への対応としても重要であり、日本郵船の持続可能なビジネス戦略の一環である。
アンモニアは、水素エネルギーのキャリアとして注目されており、ゼロエミッションを目指すための重要なエネルギー資源である。
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