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過重労働労災、脳・心臓疾患は「運輸・郵便」が最多

2024年7月1日 (月)

調査・データ厚生労働省は6月28日、2023年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。過重労働による脳・心臓疾患や精神障害の労災請求件数は4598件で、前年度比1112件増加、支給決定件数は1097件で同193件増加、うち死亡・自殺件数は135件で14件増加した。

脳・心臓疾患の請求件数は1023件で、死亡件数は247件。支給決定件数は214件、死亡件数は56件だった。業種別での請求件数は「運輸業、郵便業」が最多の244件で、職種別では輸送・機械運転従事者が多かった。年齢別では「50‐59歳」が最多で、時間外労働時間別では「100時間以上‐120時間未満」が多い。

精神障害の請求件数は3575件、未遂を含む自殺件数は212件である。支給決定件数は883件、うち未遂を含む自殺件数は79件。年齢別では「40‐49歳」が最多で、出来事別では「パワーハラスメント」が多かった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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