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ハコベルが「物流2024年問題サミット」開催

2024年7月2日 (火)

イベント物流プラットフォームを手がけるハコベル(東京都中央区)は2日、物流関連2法の改正案や荷主企業・物流事業者に求められる対応策について解説する「ハコベル物流2024年問題サミット」を6月20日に開催したと発表した。共同輸送などの先進的な取り組みが紹介され、物流統括管理者の役割や業界全体の意識などについて、活発な議論が交わされた。

サミットは、東京都内の会場とオンラインで開催され、ドイツの戦略系コンサルティングファーム、ローランド・ベルガーの小野塚征志氏と、キユーピーの前田賢司・ロジスティクス本部長が講演した。小野塚氏は物流関連2法の改正に込められた国や行政の意図や問題意識を読み解くことの重要性を説いたうえで、物流の効率化はすべての荷主にとってメリットが多いと指摘。「できるだけ早期に効率化に着手すべきだ」と述べた。

また、前田本部長は、キユーピーが掲げる「持続可能な食品物流の実現」に向けた取り組みを紹介。異なる部門間での連携や、業界全体の最適化を担う熱意ある人材の育成を進める必要性について熱っぽく語った。

サミットの参加者からは、「物流効率化の具体的な取り組み方など、メーカーとしてすぐに落とし込める内容だった」、「物流効率化に向けASN(事前出荷情報)の導入を進めているところで、キユーピーの先行事例を聞けて参考になった」といった感想が聞かれたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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