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豪グッドマン、香港で55万m2の物流施設所有権を取得

2013年3月8日 (金)
香港ATLロジスティクスセンター

香港ATLロジスティクスセンター

M&Aグッドマングループは8日、傘下のファンドとコンテナターミナル運営会社のDPワールドが共同で、香港・葵青港の「香港ATLロジスティクスセンター」の所有権25%とCSXワールドターミナルの所有権を取得すると発表した。

香港ATLロジスティクスセンターは、1984年から94年の間に5段階の工期で建設され、各階にランプウエイを装備している地上13階建ての物流施設で、総賃貸面積594万平方フィート(55万2000平方メートル)規模の世界最大級の物流施設となる。現在、60社のテナント顧客が入居しており、稼働率は98%に上る。

2013年度末頃に取得手続きを完了する見通しで、取得後は香港ATLロジスティクスセンターをグッドマンが、CSXワールドターミナルをDPワールドが、それぞれ強みを生かして運営に当たる。

この取引により、グッドマンが中国で運用する物流不動産の総面積は2300万平方フィート(220万平方メートル)となる。取得価格は2施設合わせて4億5000万米ドル(4億4000万豪ドル)で、買収資金の大半は、グッドマン香港ロジスティクスファンドの既存投資家から調達した総額3億米ドル(2億9400万豪ドル)のエクイティで賄う。