グッドマンJ、物流施設7物件を売却

ロジスティクスグッドマンジャパン（旧日本レップ）は12日、子会社が運用するファンドの保有物流不動産7物件を総額128億6000万円で、シンガポール政府系REIT「メープルツリー・ロジスティクス・トラスト」グループに売却すると発表した。3月31日までに決済を完了する。

近代的な物流施設に対する投資需要が拡大していると見て、既存の投資ポートフォリオを構成する物件の見直しを行うとともに、売却益を新たなプロジェクトに再投資する方針。売却先は、メープルツリー・ロジスティクス・トラストが出資する特別目的会社「合同会社ひのき」。

売却するのは、グッドマンジャパン傘下の「エムジェイワン特定目的会社」が保有する物流施設「グッドマン愛知三好」（愛知県みよし市）、「グッドマン恵庭」（北海道恵庭市）、「グッドマン入間」（埼玉県入間市）、「グッドマン瑞穂町」（東京都西多摩郡瑞穂町）、「グッドマン佐野」（栃木県佐野市）の5物件、「合同会社GKロジみらい12」が保有する「グッドマン京田辺」（京都府京田辺市）、連結対象外会社が保有する「グッドマン守谷」（茨城県守谷市）――の7物件。

このうち、グッドマン京田辺は物件自体を、ほかの6物件は信託受益権を譲渡する。また、愛知三好、恵庭、京田辺の3物件を除く4物件では、引き続きグッドマンジャパンがプロパティマネージャーとして管理業務を担う。

■売却物件の一覧