サービス・商品三菱自動車(東京都港区)は8日、日本郵便が集配用車両として軽商用電気自動車(EV)「ミニキャブ EV」を3000台受注したと発表した。この受注は、郵便事業における環境負荷軽減と効率向上を目指す。

(出所:三菱自動車)
「ミニキャブ EV」は、三菱自動車が開発した小型の商用EV。航続距離や充電時間が短いことなど、実用的な性能も備えていることから採用に至った。
この受注により、日本郵便は全国の集配ネットワークで同車両を運用することになり、環境負荷の軽減とともに、エネルギー効率の向上が期待される。
さらに、三菱自動車は「ミニキャブ EV」の特長として、充電インフラの整備が進む中での利便性や、低ランニングコストを挙げている。郵便事業では、日々の運行コスト削減やメンテナンスの簡便さが重要視されるため、『ミニキャブ EV』の導入はこれらのニーズに応えるものとなっている。
「ミニキャブ EV」は、その小型でありながら広い荷室を持つことから、都市部での配達業務でも高い機動性を発揮する。さらに、電動車両の静音性により、住宅街での配達時にも騒音を抑えられる利点がある。これにより、居住者への配慮も実現している。
このように、三菱自動車と日本郵便の協力により、環境負荷の低減と業務効率の向上を両立させる取り組みが進められている。今回の受注は、その象徴的な一歩として位置付けられるであろう。
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