ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

能登、宇出津港から災害廃棄物の海上輸送が開始

2024年7月9日 (火)

環境・CSR国土交通省、北陸地方整備局は9日、能登半島地震に伴う災害廃棄物の海上輸送を開始すると発表した。この輸送は、石川県の要請を受け、北陸地方整備局が応急復旧した宇出津港13号物揚場を活用し、姫川港(新潟県糸魚川市)へ廃棄物を運ぶものである。

▲宇出津港(出所:国土交通省)

地盤沈下などにより損傷した施設を補修し、荷役が可能な状態に戻した後、積込み作業は2024年7月10日8時から18時まで行われ、翌11日3時に出航予定。

輸送される廃棄物は、能登町の公費解体で発生した木くずおよそ2000立方メートルで、糸魚川市内の中間処理施設で破砕され、その後セメント製造の燃原料として使用される。

本輸送は、能登半島地域の復興を支援するだけでなく、リサイクルポートの推進にも寄与する。今後も必要に応じて海上輸送を継続する予定であり、北陸地方整備局は地域の復興を引き続き支援していく。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com