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トルビズオン、佐賀の農業大と搬送ドローン見学会

2024年7月10日 (水)

イベント物流ドローン販売のトルビズオン(福岡市中央区)は10日、佐賀県および佐賀県農業大学校と共に、佐賀県農業大学校内でDJI「FlyCart30」の見学会を7月5日に実施したと発表した。この見学会では、災害対応や農業現場での搬送ドローンの利活用について意見交換が行われ、デモフライトも実施された。トルビズオンは2022年に佐賀県多久市と進出協定を締結し、地域でのドローン技術の実証実験や事業展開を進めている。今回の見学会では、同ドローンのスイングコントロール、自動操縦、バックトラックリターントゥホーム機能などが紹介され、農業分野での利用可能性も議論された。佐賀県農業大学校の学生も参加し、活発な議論が交わされた。

▲デモフライトの様子(出所:トルビズオン)

デモンストレーションの内容は以下の通りである。スイングコントロールの実演では、ウインチ機能を用いて物の吊り下げ運搬をし、自動スイング制御機能の重要性と効果が紹介された。自動操縦のデモでは、自動操縦によるフライト、荷下ろし地点での停止、ウィンチの自動巻き上げと巻き下ろしが実演され、同ドローンの安定性と効率性が強調された。また、バックトラックリターントゥホーム機能の実演では、通過した航路を記憶し、その通りに戻る機能の精度と信頼性が確認された。

農業利用可能性に関しても、見学会では農作物の輸送や農業用資材の運搬など、具体的なユースケースが議論された。参加者からは多くの質問が寄せられ、ドローン技術の実際の運用方法や安全対策についての理解が深まった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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