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ロジスティクス自治体や土地の所有者との合意により、上空にドローンが通れる「空の道」を創るトルビズオン（福岡市中央区）は23日、佐賀県小城市が管理する芦刈エリアの農業地帯上空に初めて面としての空の道を敷設したと発表した。ドローンによる点検や防災だけでなく、物流の事業可能性を広げる取り組みとして、空の道事業の拡大と進化を目指す。
空の道の実証として、ドローンによる雨季前の水路点検を25日に実施する。同社は「新たな空の道がインフラや災害の調査、物流、ドローンスクールの練習、農作物の解析、観光振興などの地方創生に寄与する」としている。
仕組みとしては、同社が運営するドローンの上空シェアリングプラットフォーム「ソラシェア」内の空路管理システム「スカイロード」に芦刈地区の農業用水路のデータを登録。これによって安全なドローン飛行ルートを可視化することで、ドローン事業者のルートデータ登録、リスクアセスメントを効率化し、地域との合意形成の手間を削減する。
▲ドローン飛行ルートの可視化（出所：トルビズオン）
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